こんにちわ、リュンヌです。 今回は洋服製作についてのお話、 ジャケット編です。 物作りは沢山の工程がありますが、 1着でも数百枚でも工程そのものは変わりません。 洋服の場合、1着だけの縫製は手作業が多く量産は機械を使って効率化をはかりますが、機械も道具も動かしていくのは人、加減をするのは人の手、感性によって作られていきます。 時にはくせのある生地もいて、美人に仕上げるために現場は試行錯誤しながら仕上げていきます。 ミシンの糸調子、押さえ圧、ボタンホールの種類、ボタン付けの糸の太さ、付け方e.t.c... そして熟練技術者の方々の裏技の多さ。これには驚きと感動ばかりです。 デザイナーのイメージを形にしてくれるパタンナーさん、そして縫製工場さん。 同じ資材、パターンでも縫製技術者が変われば仕上がりに違いがあって、かっちり上がったり、柔らかく上がったり。。。 コミュニケーションをとりながら、アドヴァイスを受けながら製作現場はいつもダイナミックなのです。
サンプルが到着した時、肩と袖付けの美しさにしびれてしまったジャケット。縫製前の下準備がとても多いモデル。
私たちは洋服という身に着けるもの、纏うものを作り、ほとんどの物は形があって目に見えるものです。 だけど、心に届くものは目には見えない感性や想い、だと思うのです。
粗裁ち、伸び止め芯貼りの様子。
技術者、職人さん達と共に1枚の生地が形となった時の達成感、そしてみなさんにお届けすること、それは作り手全員の喜びです。
スペシャルアイテムのジャケット+パンツのオールインワン。仕上プレスで衿を整えている様子。
この度、ジャケット製作でいつもお世話になっている縫製工場さんの製作現場をSHORT MOVIEにてご紹介しています★ どうぞご覧くださいませ。 https://youtube.com/channel/UCwaUmhrQ8ivK04MetVmGXxA