Bonjour, リュンヌです。 サイトリニューアルにあたり、CARNET de L’UNE (カルネ・ドゥ・リュンヌ= リュンヌの手帳)を発信していく事となりました。 これからリュンヌの物作りのエピソード等を書きつづります。(乱文はどうぞお許しください) お時間があるときにサイトへ遊びに来てください。リュンヌと一緒に旅へでかけませんか? 1回目は小さな通りについてのお話です。 街には沢山の通りがあって、それぞれにいろんなドラマや思いがあるのだろうな、、、と想像します。 そして誰にでもお気に入りの通りがいくつかありますよね。 今回はリュンヌにとって特別な通りを語ります。
1975年ヘルムートニュートン撮影
パリ、マレ地区にあるRue Abriot (アブリオ通り) です。 1975年、ヘルムートニュートンがサンローランの‘LE SMOKING(ル・スモーキング)’を撮影した通り。 そう、有名なあの写真です。 (この写真はリュンヌ立ち上げの時に大きな影響を与えてくれました。ファッションフォトとしてTIMELESSな美しさ、空気感、そして洋服の仕立ての美しさ、肩のラインから袖にはいつみても震えてしまうほど) 私はこの通りを歩く度にセンセーショナルな‘ル・スモーキング‘の誕生と、サンローランが創り出してきた女性像に想いをめぐらします。 異次元に旅をするような、そんな感覚に包まれます。私にとって、魔法の通り。 例えば、その夜マレ地区でデイナーをして、 例えば、その夜雨上がりだったら、 街灯が濡れた地面をぼんやり照らしたこの通りを歩いてみるのも悪くないかもしれませんね。
友人のカメラマンが教えてくれて、 ドキドキしながら通った時。私撮影。
次回はリュンヌのプリーツのお話です。 追伸: 残念ながら今年は旅ができる距離に限界がありますね。海外はほぼあきらめるしかない。 でも、大丈夫。私たちには想像力という宝物がありますから。 今年はとびきり大きな翼をもった想像力の旅に出かけましょう。